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Bach e Segovia: Gavotta in Rondo'/バッハとセゴビア
本日2/11、日本語部分を書き足しました!

静かな夕べ...音楽を楽しみつつ、涙を流しつつ(!)、
バルからイタリア語記事をまずはお届け。
‥‥‥


Bach e Segovia

Johan Sebastian Bach fu uno dei piu' grandi compositori di tutti i tempi, un grandissimo artista che visse tutta la sua vita in un ristretto spazio geografico (non si mosse mai dalla natia Germania, anzi visse in una piccola zona della Germania), compose musica in modo molto umile e modesto alla stregua di solerte impiegato che la sera si ritira per la cena e per le gioie familiari (numerosissima la famiglia ed i figli avuti da due diverse mogli, molti di essi a loro volta compositori) ed il giorno dopo si rimette umilmente al lavoro.
Musica barocca, quella composta da Bach, da chi non la conosce (o non la capisce) definita 'noiosa', perche' molto formale e rigorosa, come un teorema matematico... Nulla di piu' errato, a mio modo di vedere, perche' la piu' grande creativita' appare proprio dove la forma e' rigorosa, proprio come in Matematica.
E, sul fatto che di conseguenza Bach dovesse essere una persona 'noiosa'... anche qui direi che nulla e' piu' lontano dalla realta': chi ci segue trovera' facilmente montagne di informazioni sulla vita di Bach, per esempio su Wikipedia: http://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Sebastian_Bach, ma basta aggiungere che Bach amava ritrovarsi con gli amici in trattorie e simili, a bere bei boccaloni di birra, fumare la pipa e chiacchierare allegramente.





Benche' la Partita BWV 1006 fosse stata composta da Bach per violino, il piu' grande chitarrista di tutti i tempi, il grande Andres Segovia, giustamente chiamato 'Maestro', la trascrisse per chitarra. Nel video di youtube Segovia esegue la 'Gavotta in Rondo'', che e' il terzo movimento della Partita, a partire da 2'24" (se avete fretta, potete andare subito al punto indicato).
Noioso Bach? E l'esecuzione di Segovia? E' strano che ogni volta mi riesca difficile trattenere le lacrime, o evitare di fischiettare. Uno dei commenti al video e' di un chitarrista professionista, il quale giustamente osserva che come Segovia nessun altro ha mai suonato la chitarra. Grazie Bach, grazie Maestro Segovia!
Buon ascolto a tutti.


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(以下、ちゃんとした訳ではないのですが、おおよそを日本語でご紹介)

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685 - 1750)は、生涯を出生地であるドイツに留まり、穏やかに暮らした人物です。その生活ぶりは、勤勉な勤め人のように、夕方には仕事を終えて、大家族(病気で亡くなった前妻とその後に出会った妻との間に多くの子どもたちがいて、何人かはやはり作曲家となっている)と共に夕食を楽しみ、そして翌日にはまた仕事をして、という日々であったようです。謙虚な人柄がその暮らしぶりと音楽に現れているように思えます。

このような彼が生み出す音楽は、音楽というものを理解していない人からすれば、まるで数学的な定理のようなもので、退屈であると評されてしまうかもしれません。確かにバロック音楽には形式における厳しさがあると言えるでしょう。しかし、その厳しさの中にこそ真の創造性があるのです。それはまさに数学と同じなのです。

バッハについては、あちこちに情報があります(その一つがwikipediaで、日本語なら: http://ja.wikipedia.org/wiki/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ、英語なら: http://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Sebastian_Bach、を参照してみてください)。それはそれとして、バッハの日常には、先述のような穏やかな暮らしと同時に、街中で友人と大ジョッキのビールを飲み、パイプをいぶし、会話を楽しむ、豊かな時間があったようです。

そして、彼の作品の一つ、パルティータ第3番ホ長調BWV 1006(=バッハ作品目録Bach Werke Verzeichnis の1006番)は、ヴァイオリン独奏のために作曲されたものですが、偉大なアンドレス・セゴビア(Andrés Segovia, 1893 -1987)はこれをギター用に編曲し、演奏しました。セゴビアはまさに「マエストロMaestro」の称号に相応しいギタリストです。先に載せたYouTubeの演奏ビデオのちょうど2'24からは、有名な、素晴らしく美しい旋律の「ロンド風ガボットGavotta in Rondo'/Gavotte en Rondeau」が始まります。退屈なバッハ?セゴビアが台無しにした?...そんな批判は見当違いなのは一目瞭然!そして、どういうわけか、私はセゴビアの演奏でこの曲を聴く時、涙が出ることを抑えられないのです。あるいは、思わず口笛を吹くことを止められないのです。 <ちなみに、イタリア語記事を私に英訳しながら私に話している傍から、既にバルは涙...話すだけで泣けるって...心って、涙腺って不思議ですね!こういう瞬間のバルの心は綺麗だよなぁ、と感心すると同時に、薄汚れた私までちょっぴり洗われる気がする...のは気のせいですね!はい :-) > このYouTubeの演奏ビデオにはプロのギタリストがコメントを寄せていましたが、それはとても的を射ているように思いました。バッハに、そしてセゴビアに感謝します。

ではでは皆様も音楽を楽しむ良い時間を!
 
 
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【2011/02/10】 |  Musica / 音楽 | COMMENT(8) |
コメント

素敵な画像を教えてくださりありがとうございました。
バッハはそのようなごく普通の生活をしながらも、頭の中では全く別の世界を見ていたに違いない、と私はいつも思うのです。
【2011/02/11】 URL | CSカナリヤ #- [ 編集]


御無沙汰です。
素敵なギター曲ですね。Bachといえば、どうも教会カンタータなどの
宗教がかったのが好きでよくyoutubeのお気に入りにしてます(^^ゞ
【2011/02/11】 URL | TSUKA-P #mQop/nM. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2011/02/14】 | # [ 編集]


バッハの音楽はどれとして無駄な音がありませんね。

ギターと同じつま弾き系楽器、リュートのための組曲も素晴らしいですよん。


私はバッハの音楽のどれが一番好きとは言い切れないくらい、
彼の音楽の多くに魅了されます。
そこには「小宇宙」ならぬ、「ビッグ・コスモス」が無限大に広がるから。

イタリアでは、オルガンの大巨匠による演奏で、
すんばらすぃいいいいいっ! コラール、プレリュードなどを、
こちらの教会での大オルガンで何度も聴き、
「オルガンって、こんなにすごいんだ~」
と、胸を打たれましたッス(それまでオルガンは余り好きでなかったので)。
大巨匠だし、説教臭い演奏かと思っていたら、
何とも、人間味に溢れた、感涙ものの演奏でした。

は=、音楽っていいですねえ(溜め息)
【2011/02/14】 URL | ぷー #- [ 編集]

Re: タイトルなし
CSカナリヤさん

> 素敵な画像を教えてくださりありがとうございました。
こちらこそ、いつも刺激を受けています!
CSカナリヤさんの音楽を愛する一面、日々に出会えたことは、
ブログを拝見していての恵みの一つです。

また、バルと出会わなかったら、これほど(これでも!)意識して
音楽を楽しむ生活を送っていなかったかもしれません。
小・中・高・大とずっと音楽系の部活だったのにもかかわらず。
ぼんやりと全てを右から左へと流して生きてきたな~、と
つくづく思います。
 
【2011/02/20】 URL | バル&私(Ran) #sUqZoKtM [ 編集]

Re: タイトルなし
TSUKA-Pさん

> 御無沙汰です。
お元気ですか?
(...て、手紙じゃないって!、ですね。)

> 素敵なギター曲ですね。Bachといえば、どうも教会カンタータなどの
> 宗教がかったのが好きでよくyoutubeのお気に入りにしてます(^^ゞ
YouTubeはいろいろ試し聞きもできて、便利ですよね。
演奏家や指揮者によっての比較なんかもできますし、
視覚的にも楽しめて、いいですよね。

また、3月にでも都合が会えばお目にかかりましょう!
(だから...手紙じゃないって!、ですね)
 
【2011/02/20】 URL | バル&私(Ran) #sUqZoKtM [ 編集]

Re: タイトルなし
鍵コメさま

再訪問、ありがとうございます!
嬉しいです。
ギターの音色って、どうしてあんなにも魅力あるのでしょう。
昔はジャズピアノが弾ける手をみると、ぽ~っとなっていましたが、
(手にめろめろ、なのです)
今はギター(特にアコースティック:クラシック、フラメンコなど)
音色でめろめろ、その手にぽ~っ、です。

また是非いらしてください!
(返信したくて書いてしまっていますが、ご迷惑なようでしたら、
次回はご遠慮なくその旨、お知らせくださいね)
【2011/02/20】 URL | バル&私(Ran) #sUqZoKtM [ 編集]

Re: タイトルなし
ぷーさん

バッハのリュートのための組曲、ですね。
さっそくバルに言って、聴かせてもらうことにします♪

> イタリアでは、オルガンの大巨匠による演奏で、
お名前が分かるようでしたら、是非教えてください!!!
何とか手に入れて(たぶん可能なので)聴きたいです。

でも、たぶん、教会の中で聴くのと、家で聴くのとでは、
まーったく別物になる気もします。
教会って、本当に独特の雰囲気と音響がありますよね。
昔も昔、大昔に、イギリスとアメリカそれぞれの教会にて
音楽と合唱を聴く機会があったのですが、
それはもう妖しいくらいに魅力的で、ぞくぞくして、
あるいは曲によっては泣きそうになって、
いかん・・・洗脳される~ぅ、と危機感を抱いた覚えが。
(て、失礼な感想ですが...)

音楽ほど直接的に心に触れるものはない、気がします。
 
【2011/02/20】 URL | バル&私(Ran) #sUqZoKtM [ 編集]


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