暮らしを楽しむ♪ Italiano & Giapponese
作った料理、観た映画、聴いた音楽、撮った写真、日々のあれこれ、離れて想うイタリア... (since '09/05)  

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Grande Italia, Povera Italia
バル、無事帰国。

まだまだ時差ボケでちょっと眠そうだけれど、朝はちゃんと起きて、
いそいそとブログ書きに励んでいた。
(もちろんその間、私はまだまだ爆睡中...♪)
そんなわけで、以下、イタリアへの想いを綴ったバルによる記事をお届け。
なお、邦訳は超訳なり。
題して「Grande Italia, Povera Italia」(素晴らしきイタリア, 貧しきイタリア...かな?

‥‥‥

Grande Italia, Povera Italia

Che dire al mio ritorno in Giappone dopo una visita di una decina di giorni nel mio paese d'origine? Che purtroppo la mia cara Italia e' sempre piu' in caduta libera, verso un baratro, un pozzo nero e maleodorante di cui non si scorge il fondo, la fine. Sempre piu' faccio fatica a capire come abbia potuto passare cosi' tanti anni in quel Paese senza cercare di scappare, di trovare una via alternativa, una via di fuga. Simile in tutto e per tutto a Don Chisciotte che lotta inutilmente contro i mulini a vento. Figura non certo dell'eroe tragico, del Samurai disposto a sacrificare anche la propria stessa vita all'altare dell'onore supremo, no. Figura dell'eroe stupido invece, comico, grottesco, che lotta contro qualcosa di inanimato, qualcosa che di per se' non vuole lottare. E l'effetto e' comunque tragico, ancora piu' tragico. Perche' il risultato e' comunque la sconfitta, ma chi guarda ride amaramente, pensando alla stupidita' e idiozia dell'eroe, impegnato sino alla morte in una battaglia inutile.

今回の祖国イタリア訪問後、日本に戻って、何が言えるだろう?...残念ながら、我が親愛なるイタリアは落ちる一途である。暗く深い崖の下へ、黒く悪臭を放つ井戸の中へ...そしてその底は見えない。どうやって長年の間、この国に住んでいられたのか、他へ逃れることなくいられたのか...今になってみれば不思議で仕方がない。私は、まさに無意味にも風車に闘いを挑んだ、あのドンキホーテに似ていたのだ。私は悲劇の英雄などではない...SAMURAI(侍)のように、最高の名誉のために自身の人生を犠牲にするわけではない。そうではなく、私は愚かな英雄だったのだ...生命も闘う意志もない、そんなものと闘うような、喜劇的で、ばかばかしい存在だったのだ。そして、その結果とは、悲劇よりもさらに悲劇的であった。なぜならその行き着く先は敗北でしかないからだ。そして、外部の第三者は苦笑するだろう...なんてアホでバカなんだろう、この英雄は...何しろ埋没しているのだ、死ぬまで、その無意味な闘いに、と。


Sempre piu' abituato all'efficienza giapponese (e' facile abituarsi alle cose buone e sane), ad una Societa' veramente civile in cui diritti e doveri dei cittadini trovano riscontro concreto e costante nella vita di tutti i giorni, in cui il rispetto delle regole, della convivenza e degli altri e' la norma, confesso che mi sono recato in Italia, per la prima volta, con una certa paura e timore di quello che mi poteva capitare, similmente a cio' che sicuramente provano i turisti Giapponesi che si recano in Italia con grande entusiasmo e passione e amore, ma anche con una certa apprensione e timore di essere derubati, imbrogliati, maltrattati, violentati in senso lato (e non). E l'esperienza di un turista non puo' certo essere mai paragonata a quella di chi in un paese ci deve vivere quotidianamente, come ho fatto io per diversi decenni, rispondendo sempre a chi mi invidiava il fatto di vivere a Roma, che non era affatto una cosa entusiasmante, a meno di essere un turista e di passaggio.

今や私は、日本の効率の良さ(=とても簡単に、良いもの、健康的なものを得られる)や、機能的な社会(=市民の権威と義務がまさに現実的なものとして日々の暮らしの中にあり、規則を重んじ、他者を尊敬し、共生している)に馴染み始めている。告白しよう...イタリアに今回行ってみて、初めて感じたのだ...何が自分に起きたんだろう、と。なぜなら、日本の旅行者と同じように、情熱と愛を持ってイタリアへ行き、同時に多くの恐れを感じていたのである...盗まれたり騙されたり不当に扱われたりすることに。旅行者の経験というものは、その国の中に日々暮らしている人々の経験とは比べようのないものである。以前、私がイタリアで暮らしていた頃、そうであったように。その頃、ローマに住んでいる私を羨む人たちに、私はこう答えていたものだ...ローマに居ることはちっともいいことじゃないさ。旅行者で、ただそこを取りすぎる人でない限りね、と。

Grande Italia, Povera Italia


E penso con grandissima tristezza e compassione a chi ho lasciato la', clienti, amici, persone care, parenti stretti. Gli Italiani mi perdonino, se ci riescono, ma mi e' sembrato qualcosa di paragonabile a quanto descritto da Dante nel momento in cui finalmente riesce ad abbandonare l'Inferno: egli soffre per i poveretti condannati a rimanere la', per molti di essi egli ha un sentimento di sincera amicizia ed amore e compassione, ma non vede l'ora di uscire da quel buco puzzolente e nauseante, non vede l'ora di ritornare a riveder la luce, a riveder le stelle, a rivedere la sua Beatrice.
Cosi' come me, finalmente rilassato solo quando sono stato seduto sull'aereo in partenza per Tokyo, felice di poter tornare in breve a rivedere la mia Beatrice...

私は大きな悲しみと深い同情を感じずにはいられない...イタリアに残してきたクライエント、友人、親しい人々、近しい親戚たち...に。彼らが可能なら私を許してくれることを願う。私のイタリアとの間でのこの経験は、ダンテの中で描かれていることに非常に似ていると思う。ダンテは最終的に地獄を去った。そして彼は苦悩したのだ。地獄にいなければならない人々のことを想って。そこにいた多くの人々に対して、ダンテは真の友情を感じ、愛と深い思い遣りとを感じていた。しかし同時に、彼はともかくその汚れた悪臭を放つ穴から逃れたいと心底願っていたのだ。灯りと星、そして愛しいベアトリーチェとの再会を切望していたのだから。私の経験はまさにダンテのそれに似ている。最後の最後に、東京へと旅立たんとしている飛行機のシートに身体を沈めた、その時に安堵したのである。そしてただ安堵しただけでなく、私自身のベアトリーチェにもうすぐ会える幸せをも感じたのである。


Posso solo consigliare alle persone buone e oneste, ce ne sono ancora tantissime, che rimangono nel Paese che fu per molti secoli e millenni la patria mondiale del diritto, dell'arte, della cultura, della musica, della scienza, del commercio, di andarsene, se possono, di abbandonare un relitto che affonda senza speranza e senza futuro. Se non ci riescono, se non possono, hanno tutta la mia compassione, sincera, dal profondo del cuore, ma anche un sorriso amaro, perche' simili a tanti Don Chisciotte che lottano inutilmente contro la parte malata e marcia di quello che fu il Bel Paese.

私はとても善良で正直な人たちにだけ勧めたい。そういう人たちはたくさんまだまだイタリアに居る。何世紀にも渡って、法律、芸術、文化、音楽、科学、商業の世界の中心であったこの国にまだ残っている人たちよ...もしできるなら、そこを去る方が良い。もはや何ら望みも将来もない沈みかけた船を遺棄するように。もし去ることができないなら、私はそのことに心からの深い同情を抱くほかない。そして同時に苦笑を浮かべるのである。なぜなら、彼らは、私と同じように、失われた古き「美しき国」イタリアの病んだ悪しき部分に無意味な闘いを挑むドンキホーテに似ているのだ。

Grande Italia, Povera Italia


Le foto: stelle riprese negli anni '90 in Italia ('E quindi uscimmo a riveder le stelle', Dante, XXXIV canto Inferno, Divina Commedia).
Il Polo Nord celeste, con la Stella Polare e una stelle cadente fotografata per caso. Foto fatta in Piemonte, Nord Italia, 1993.
La Cometa di Hale Bopp, immersa nella luce cittadina di Roma. Ripresa dal Monte Soratte, ad una cinquantina di chilometri dalla Capitale, 1997.
La costellazioni di Orione e del Cane Maggiore, con Sirio, la stella piu' brillante del cielo. Cieli tersi e limpidi della campagna pugliese, Sud Italia, 1998.

写真:90年代にイタリアにて撮影(ダンテ「ついに逃れ、星を再び見ることができた」)。
1枚目=北極星の傍を通る流れ星(偶然に撮影)@北伊のピエモンテ, 1993
2枚目=ローマの街灯へと落ちゆくヘールポップ彗星@ローマから50kmのソラッテ山, 1997
3枚目=最も明るい星シリウスとオリオン座, 大犬座@澄み渡った南伊の田舎プーリア, 1998

‥‥‥

連想して書きたくなったことを少し書き足してしまおうっと。

昨夜、二人で珍しく日本のTV番組を観ていた。
ちょうど映画を録画していたために、通常の他の番組が観られない、
という状況だったため。
(それにしても、日本の通常のTV番組、ロクなもんやっとらーん!)

で、バルがチャンネル廻すのを止めたのは、
(...て今やチャンネルって廻さないですよね...指押しですもんね...ははは)
なんと、齢(よわい)70歳以上の市民の皆様が歌うコンサート。
え、そこかいっ!との突っ込みを心の隅に置き、しばし一緒に鑑賞。
ちなみに歌うは、クラシックだったり、イタリア歌曲だったり。
選曲は美しく素晴らしいものばかり。

市民の皆様、それはそれはもう真剣に歌い、そしておおいに楽しんでいる。
気付けば「いいことだよね!」と温かな眼差しのバル。
某N○Kの歌合戦系番組を観るに耐えない私、これもどうだかなぁ、などと
最初は思っていたけれど、結局、最後の最後まで観ちゃいました。
我々も適齢になったら、出て歌う?(私はともかく、バルの歌声はパバロッティ風だしね)

で、何を今日の記事と連想したか、と言うと...
ふと見ると、バル、ティッシュを手にして、涙を拭いているのである。
笑い過ぎ、ではない。
祖国イタリアの美しきメロディーと歌詞を耳にして、口にして、である。
あぁ、イタリアを愛しているんだな...
私の心がふわっと温まるのと同時に、なんとも切なく哀しくなった。


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【2010/06/20】 |  Italia / イタリア | COMMENT(10) |
コメント

祖国を愛するが故のバルさんの思いがわたしにはひしひしと伝わってきました。
わたしがイタリアに13年住んで感じていたこと、去った理由に共通している部分があります。
ちょっと悲しいことですが、去ることを選んだ私はバルさんと同意見なのです。
人生はどうなるかわかりません。
どこに住むことになるのかもわかりませんから、わたしは先のことを心配するのはもうやめました。
今の自分にとってよい生き方が出来る場所、それが正しい場所なのだと思います。
【2010/06/20】 URL | keix #- [ 編集]

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【2010/06/21】 | # [ 編集]

Re: タイトルなし
keixさん

13年もの間、お住まいだったのですね...
そして、いろいろ複雑な想いを抱えての帰国でいらしたのですね。
今回、バルの気持ちを、私以上に分かる、実感をお持ちである、
そういう方に読んでいただけて良かったな、と思うのでした。
ありがとうございます。

> 今の自分にとってよい生き方が出来る場所、それが正しい場所なのだと思います。
本当にそうですね。
自分(と大切な人)を中心に据えてしっかり生きる、という感覚、
それって大切だなと思うのです。
もちろん、我が儘とか自分勝手とかとは違う次元として。
そして、自分で住む場所や生き方を選べる幸せ、というものは、
確保していたいな、と思うのでした。

日本は、イタリアと言うと、どこか理想化しがちというか、
もちろん、旅行するには犯罪に気をつけなさい、声をかけられて
ほいほいついていっちゃダメよ、というのもあるけれど、
映像で伝わってくるイメージは、芸術、風景、食、歴史などの
良い部分で、人にしても、日本人にはない独特の明るさだったり、
失われた家族の絆であったり(それらは事実でもありますが)...
今のイタリアの暮らしのほんの一部のみが伝わっているんだなぁ、
ということをバルと知り合って初めて知りました。
そうして探してみると、そういうことを書いておられるブログも
そこここにあるのですが、以前はイタリアと縁があるなどとは
思ってもいなかったので...読んだことがありませんでした。
なので、最初はバルの話が信じられなかったのでした。
それほど、日本で暮らしていると理解できない、不思議なことが
たくさんあるようで...。


そうそう、keixさんは翻訳がお仕事なのでしたね。
もし訳で変なところを発見なさったら、教えてくださいませね。
いつも超訳は、バルが伊語を英語に訳して喋ってくれるのを、
私が適当に日本語に直すのです。
だいたい合っていればいいと思っているのですが、
決定的に間違っていたら(意味が真反対になるとか...)どうしよ、
なんて不安もなきにしもあらず、ですので!

【2010/06/21】 URL | バル&私 #xkqTvgAg [ 編集]


バルさんの胸の葛藤が痛いほど伝わりました。
私の在伊はまだ12年目。そしてもう12年目。
この12年の間だけでも、この国は益々悪い方向に進んでいるのがとてもよくわかります。
夫を始め、私と同じ職業のイタリア人の友達にも、本当にたくさんの人が、バルさんと同じことを言っています。
外国に行ってしまった方が、私も自分の仕事柄、何度も思いましたが、この国に、「そう捨てたもんじゃない」人々がいる限り、ちょっと腰を据えてみようと思ってしまいました!それは多分私がこの国では外人で、イタリア人自身からはわかりにくい、イタリアとイタリア人の素晴らしさをアイシチャってしまったからかな?そして、イタリア人のBONTA'を見捨てたくないというのかな~。うーん、よくわかりません。ちなみに夫はこの国の状態に毎日ギリギリしています(笑)。
イタリアから去りたくても去れない人もたくさんいるけど、敢えて去らない人もたくさんいます。そういう人たちが今のイタリアの最後の根っこのところを支えてくれてるのでしょうかねえ?
日本の方がいろんなことが整っているし、住みやすいかもしれないけれど、日本にだってどうしようもない深い闇があり、それはイタリアの抱えるものと変わりないと私は断言します(正直イタリアよりマシと思っていたから ← 失礼や! 大分ガッカリさせられた日本の部分って結構あります)。
うーんうーん、言葉がまとまらない~(T_T)
日本のこともイタリアのことも、「国を良くしたい」と思い、動く人がいる限り、私も諦めません。30年、40年掛かって悪くなったものは、同じ、それ以上の年月を掛けて、また良い方向に持って行くしかない(それは決して昔と同じ良いものにはならないだろうけど)。あ、外に出た人を否定しているのでは全然ないですから、誤解しないでくださいね!!
だめだ。私自身もモヤモヤとしたいろんな思いを持っているから、うまく書けませんわ。

コメントにこんな長々と書いちゃって、しかもまとまりなくってごめんなさい~!

p.s. バルさんが涙を拭いているというところ、その胸のうちを想像したら、もらい泣きしてしまいました。。。
【2010/06/21】 URL | ぷー #TY.N/4k. [ 編集]

Re: タイトルなし
ぷーさん

寝る前のお散歩で、ぷーさんちに遊びに行っていたら、
なんと、ぷーさんがこちらに遊びにいらしてくださっていました。
なんとまぁ嬉しい偶然♪

そして、今は短く(?)お返事書かせてくださいね。

誤解はしていないので、まずはご安心ください。
そして、私は今回のぷーさんのコメントを読むことによって、
私がなぜぷーさんのブログが好きなのか、がはっきりしたのです。
そして同時に、なぜか分からないのですが、コメントを読んで、
胸がぎゅーっとなるような不思議な熱い気持ちが湧いてきて、
ちょっと自分でもびっくりしました(こちらははっきりしなくて、
何なのかはちょっとまだ曖昧模糊としているんですけれど)。

...てお返事にしては、伝わりにくい内容を書いていますが、
また後日、ゆっくり言葉にしてみたいなぁ、などと思っています。

今、バルは目の前で、イタリアのクライエントとskypeを通して
お仕事中です...生き生きしています...
時に全てのつながりを断ってしまいたい、などと言うバルですが、
でも本当はそんなことをしたら魂が枯れてしまうのでは、
と密かに心配になってしまう私です。
それくらい、理屈ではない次元で祖国と人々を愛しているんだろう、
だから必要以上に傷ついてしまうんだろう、と思うのでした。
もらい泣きしてくださったこと、読んで嬉しかったです。
(その言葉にもらい泣き...て言うのかな...しそうになった私です)

おやすみなさーい。

【2010/06/21】 URL | バル&私 #sUqZoKtM [ 編集]


バルさんが書かれていること、うちのダンナが普段から口にしていることと全く同じです。
ダンナも毎年イタリアへ帰るたびに、バルさんと同じことを感じ、同じことを言っています。
ダンナにもこのバルさんの記事を読ませましたが、読んだあと、こみ上げてくるものがあったようで、一瞬言葉が出てきませんでした。
私も普段からダンナのそういう言葉を聞いていて、いつも感じるのがイタリアへの愛。
なんだかんだ言いながらも、やっぱりイタリアを愛しているからなんだなっていつも感じています。
そして、バルさんも・・・。
【2010/06/22】 URL | sanae #- [ 編集]

Re: タイトルなし
再びぷーさんへ

なんとなーくの続き、という感じで...書いてみまっす。
私がぷーさんのブログ(=ぷーさん)が好きなのはなぜか...
それが今回のコメントを読ませていただいたことではっきりした、
と書きました。

でそれはどういうことなのか、あえて言葉にしてみるなら、
ぷーさんのスタンスが、
「今、自分は自分で選んでここにいる。ここの人たちや暮らしを
私は好きだし大切にしていきたい、と心からそう思っている」
というところに、気負わず、すっきりいる感じがして、
「自分で選んだら、選んだものを大切にするっきゃないでしょ。
いろんなことはあるけど、最後は好きなんだ、選んだんだ、って
いうところで、自分で結果に責任を持っていくっきゃないでしょ。
そのためには、できることは自分でやるし、起きることには
その時々に一番いいと思うようにやっていくっきゃないでしょ」
というのを大袈裟にでも悲劇的にでもなく心がけていて、
時に、笑い、泣き、怒り、がっくりもし、でも最後は何かしら
そこに必ず「笑い」の楽しみを忘れずにいる感じがするのですね。
で、めちゃめちゃはっきりすっきり自然体。
飾らず、程よい安定感と距離感。

これが私が受け取る印象なのですが(なので勝手な思い込みかも)
その中で、何だろう...、大袈裟な言葉かもしれないけれど、
覚悟、とか、潔さ、とかを感じるわけです。

で、そういう感覚って、何だか私の何かを刺激するらしいです...
そうありたい、という気持ちが強いからかな。
でも、なかなかそうあることはできない、からかな。

バルはイタリアを去ることを40年以上かけてようやく決心し、
行動に移し、そのことで心底ほっとできた、ということがあります。
で、他の人にもそうできるならそうした方がいい、ということを
本当に思っている部分があるわけです。
でも、私は少し考えが違うのです...それは私がイタリアの実情やら、
彼のこれまでの人生での経験を実感として分からないからかも、
とは思うのですが、やはり祖国を去るのが一番良い、ということを
言ってしまうのはどうなんだろう、と思ってしまうのです。
住む場所を選べる幸せ、選んだ場所を大切にする決意、が大切で、
それがどこであるべきかは人それぞれだから...
バルにとっては、こう、他の人にとっては、こう、というように
考えることができないといけない、と思うのです。
もちろん「こうしかできない」というのは哀しいことですが...

...と何だか私もまとまりもなく長々書いてしまいましたが、
こうして、あれこれ考えたり感じたりして書ける場所と相手がいる、
ということは嬉しいというか、楽しいな、と思っています。

なので、感謝!
【2010/06/23】 URL | バル&私 #sUqZoKtM [ 編集]

Re: タイトルなし
sanaeさん

sanaeさんちの旦那さまが仕事を置いて、日本へ移住をした、
その背景にも、いろいろな気持ちがおありだったのでしょうね...
もちろん、sanaeさんとryoくんへの愛おしさが大前提。
そして、きっとイタリア国外で新たな人生を始めてみることへの
期待感のようなものもおありだったのかな...などと想像中。

sanaeさんと旦那様が日本での生活基盤を築くまでのご苦労を思い、
その後をしっかり我々も追いかけていけたらと思います。
日本で仕事を得る、友人を得る、日本語に馴染む...それを見守り、
そして手伝う...どちらも簡単ではないと思います。
どこにもパラダイスはないわけで。

旦那様に(何をっていうわけではないけれど)
よろしくお伝えください♪
【2010/06/23】 URL | バル&私 #sUqZoKtM [ 編集]


 第2弾のお返事、びっくりしつつヒデキ感激しています!(…流して下さいっ)
バル&私さんのお返事読んで、

泣かされましたー!!!うおおおおっ!


というのも、正に私の目指す方針を、文章にされたものを読んで初めて自覚したので!(←わかるのが遅い…)

 うまく言えませんが、知り合った人との縁ってのが、ものすごく貴重に思えてきているんです。良くも悪くも今の自分があるのは、そういう人たちの力が大きい。この人たちとの縁を大切にしていきたいな~…てのが第一でしょうか。書いてみるとスカした感じですが、これが正直なとこです。と言いつつ、ブチブチ文句ももちろん言いまくってますけど(嗚呼!)全然潔くない毎日ですし。
 ただ一つ、胸を張って「おっしゃるとおり」と言えるのが「お笑い」(やっぱり…)。後ろ向きにどうしても考えられないようで(落ち込むこともありますけど、い、一応)、自虐ででも、なんかウケるのが好きなんですよねえ。父が言っていたように、ホントは吉本に行った方が、人生成功していたかも知れませんっ。
人生1度きりな割にはまだまだ努力が足りないんですけど、1度きりだから笑うことは忘れんとこう、なーんて思っています(シワのより方も違います!)。

 それにしてもバルさんの胸の内は、イタリアへの計り知れない思いがあるんでしょうね。私の周りにも同じような人がたくさんいて、それは本当に他人事ではありません。
 私の夫の場合は、先ずはナポリから出て行くことが、バルさんのイタリアを出たことに当たるでしょうか。
あの街も素晴らしいところだけど、何百年と培われた「ナポリ人独特の考え方、物事の運び方」というものが、時として楽しく、時としてはこの上なく煩わしいもののようで、さらに市政はどんどん酷くなっていっている…。夫はそこから這い出てホッとしているようです。だけどやっぱりナポリに帰ると、その独特の空気を楽しんでるんですが(4日くらい経てば鬱陶しがっているんですけどね)。
 ナポリを出たナポリ人達のナポリに対する思いも相当複雑そうです。

 またまたまとまりなくって失礼しました。バル&私さんのお返事にめーちゃくちゃ感激してしまいましたので、どうしてもそこにまた返事したくなってしまったので…。
 ブログ始めるまでは想像もしていなかった、また別の方法での「人とのおつきあい」を知り、これにも感激しています。
 
 あー、遅くなってしまいました。イタリアは今午前2時前です!(ギャ)夫が夜勤でいないことをいいことに、夜更かし…。そろそろ寝ます。

えー… これからもどうぞ宜しくお願いします!
【2010/06/24】 URL | ぷー #TY.N/4k. [ 編集]

Re: タイトルなし
ぷーさん

>  第2弾のお返事、びっくりしつつヒデキ感激しています!(…流して下さいっ)
いや、ここは流せないでしょ!
でもどういう受け身をしたらいいか、分からず。
ははは。

勝手なことを書きましたが、
それにまた再度コメントしてもらえて、とっても嬉しいです。
それに、書いてくださった内容も。

ナポリ、強烈な土地柄のようですものね。
その分、面白いこと、ひともまた多いのだろうな...と
想像してはいたのですが、それを、ぷーさんのブログを読み、
ああやっぱり!的な面白さを感じています。

私、そう言えば(て、何を今さら思い出してるのやら?!)
一年前に(おいっ!)「ゴモラ」を読み始めたのですが、
かなり強烈な内容と、何に反応してかは分からないのですが、
なかなか読み進められずにベッド脇に置いたままに。
いつか読了したいものです。

そうそう、こんな風にやり取りができたこと、
私は、ぷーさんのオープンな雰囲気に助けられて書けたので、
それを本当に有り難いと思っています。

ではでは、これからも気長にお付き合いくださいませ!

追記:最後は「国」じゃなく「ひと」ですよね。
【2010/06/28】 URL | バル&私 #sUqZoKtM [ 編集]


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*Baru= イタリア語部分の書き手。日本在住のイタリア人。北イタリア(ピエモンテ州)出身、南イタリア、ローマ在住を経て、ひょんなことから日本へ。何であれ手間ひまかけて作ることを厭わない星人。チェスと芸術と科学とイタリア/ピエモンテ食文化をこよなく愛し、語り出したら誰にも止められない...!
*Ran = 日本語部分の書き手。日本人。眠りと寛ぎに幸せを感じる怠けもの星人。世の中知らないことだらけ。

Italiano io, originario del Piemonte, ma ho speso piu' di venti anni a Roma. Ora, dopo una breve parentesi americana, vivo in Giappone con la mia adorabile compagna, per una serie di fortunati eventi ;-).
Amo a tal punto l'arte, la cultura, il cibo e la cucina italiana (soprattutto piemontese) che non posso smettere di parlarne (come sostiene la mia compagna). Cosi' qui ne scrivo...
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