暮らしを楽しむ♪ Italiano & Giapponese
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Musica sull'Acqua
ここのところ我が家のBGMは再びバロック音楽になっている。

ただし、黙って聴く、ということは少なく、たいていの場合、
バルが口笛で主旋律を奏でたり、指揮者よろしく手を振ってみせたり。
かと思えば、曲の背景や演奏の在り方について解説を始めたり。
情熱ほとばしりっぷりは半端じゃない。

一人で聴いていると、その勢いに頭くらくらだし勿体ないし、
ブログにそういう記事を書いてくれたら嬉しいな、とおねだりし、
今回の記事が出来上がった次第。
(以下、概要を書いたのみで翻訳し切れてはいないけれど、何か伝われば幸い)

‥‥‥

バルは15歳頃からクラシック音楽に関心を抱くようになった。
特に音楽的素養のある家系ではなかったし、
父親はむしろ音楽以外の芸術(絵画や彫刻など)が好きだったが、
とりわけバロックBaroque期がお気に入りだったことから、
その時代のものが家の至るところにある、という環境で育った。
バルの音楽への情熱は激しく、
毎週近所の店に出かけ、音楽雑誌とレコードのセットを買い、
特に、バロックからロマン派が好きで、
モーツァルトやベードーベンの音楽を聴いては、
解説を隅から隅まで読み、音楽に関する学びを楽しんだ、らしい。
(こうして、クラシック音楽おたくバル、誕生!)

20歳超えた頃、バルは音楽に関してさらに学びを続けた。
音楽とは無関係の、理系の大学に進学していたが、
街には大きな店もあり、また音楽を愛する同級生たちにも恵まれ、
音楽への刺激はむしろ多くなっていた。
そんな中で、いろんなことを深く知るようになっていった。
バロック音楽として、ビバルディの「四季」やJ.S.バッハの楽曲は
とても有名であるが、それが現在どのように演奏されているか、
と言えば、作曲された当時のそれとは実は異なっている。
現在の演奏は、鮮やかな、輝きのある硬質な印象があるが、
本来の演奏は、もっと柔らかで穏やかなものである。
そういった本来の演奏の素晴らしさにむしろ魅せられたのである。

現在、バイオリン、チェロ、ビオラ、コントラバスといった楽器は、
一般に金属弦を用いていて、やや深みにかけるが安定した質で、
張りのある音を恒常的に鳴らすことが可能である。
それに対して、バロック時代の楽器は山羊や牛の腸を使った、
いわゆる腸弦(ガット)を用いているために、
色彩と深みある音色を特徴とするだけに、均質な音ではなく、
張りのある音はいわば山のピークに達した時であり、その前後は
いわば登りと下りの段階があることになる。
さらに、腸弦は長持ちさせるのは難しく、チューニングも困難で、
演奏家たちは苦労を強いられることになる。
しかし、バロック音楽は、ただ単に「大声で叫び歌う」かのような
明るく強く奏でればいいような類の音楽ではない。

特に英国では(他にはフランス、ドイツ、オーストリアなどでも)、
バロック期の本物の音を再生させようとする動きがあり、
研究が行われ、厳しく歴史を精査した結果、
バロック音楽は本来の姿を取り戻すことになったのである。
ヘンデル、バッハ、ビバルディらの魅力が再発見されたのである。
Trevor Pinnockが指揮するEnglish Concert、
Christopher Hogwoodが指揮するAcademy of Ancient Music、
Sir Neville Marrinerが指揮するAcademy of Saint Martin in the Fields、
などは実に素晴らしい。

いろいろと学ぶうちに、バルは、バロック音楽の創造性や豊かさを
心から理解し、享受することができるようになり、
よくある、バロック音楽とは平板で表面的で退屈なものだ、といった
偏見や誤解に対して、ある考えを抱くようになった。
それは...
確かに、バロック音楽は堅苦しく厳しい規則に縛られた部分があり、
だからこそ、平板で表面的で退屈なものである、と思われ易い。
しかし、それはまったくの間違いであって、
規則がかっちりあるからこそ、いわばそうした規則にはまりきれない、
ひらめきのような、例外的な何かが生まれる。
規則あってこその創造性の発露、というものがあるのだ。
...という考えである。

これを私に説明する際に、バルはチェスを例に持ち出す。
チェスには、駒はこう動かせる、動かせない、という絶対的規則の他に、
こういう場面ではこうすべき、こういう動きはこういう時にすべき、など
いわば絶対ではないけれど定石や暗黙の規則があるが、
時に、ひらめきが訪れ、そうした定石や暗黙の規則を例外的に破り、
素晴らしく芸術的な戦略的なゲーム展開を生み出す時がある。
しかしそれは、絶対的規則と、定石や暗黙の規則があるからこそで、
無秩序からは決して生まれない、ということらしい。
(うーん、奥深いぞっ!)

バロック期の偉大な作曲家、バッハ、ヘンデル、スカルラッティは、
何と偶然にも、いずれも1685年生まれ。
バッハとヘンデルはドイツ生まれ、スカルラッティはイタリア生まれ。
バッハはドイツらしい厳格さを、スカルラッティはイタリアらしい情熱を
それぞれ特徴としているが、ヘンデルはドイツ生まれながらも、
イギリス生活が影響し、厳格さと情熱を併せ持った絶妙なる感覚で
独自の美しい音楽を作曲することができたと言える。
バルは、このヘンデルが大好きで、特に、バロック期のままの演奏に
何とも言えない喜びを感じる、らしい。
ヘンデルに親しみのない人がもしいるとしたら、お薦めは、
「Musica sull'Acqua水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」である。
あとは、「オルガン協奏曲」、オラトリオ「メサイア」「復活」、
オペラ「リナルド」「エジプトのジュリアス・シーザー」なども素晴らしい。

ちなみに、バルはキューブリックS. Kubrickの作品を愛している。
実際、かなりのマニアである。
彼の映画「バリー・リンドンBarry Lyndon」(1975)は、時として、
美しいがただそれだけの空っぽな器のようなもの、
と酷評されることがあるが、これはバロック音楽への誤解と同じで、
まったく本質を理解していないことからくる不当な評価である、
との憤りをバルはもっている。
キューブリックがこだわりを貫き、NASA開発の特殊な特注レンズにて、
ロウソクの炎のみでの撮影を敢行し、18世紀ヨーロッパの雰囲気を
見事に、まるで絵画のように描き出した作品であり、
それはバロック音楽の美しさに通じるようなものがある、
そして実際に、映画の中で見事に生き生きと用いられている、
というのがバルの意見である。

さて、写真であるが、
この3月、カリフォルニアのNapaにて撮影したもので、
いわば「Musica sull'Acqua水上の音楽」の魅力を捕える小さな試み...


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Musica sull'Acqua Musica sull'Acqua

   Musica sull'Acqua

Musica sull'Acqua Musica sull'Acqua


Ho iniziato ad interessarmi alla musica classica quando avevo 15 anni. Per caso, la mia famiglia non e' certo una famiglia di musicisti, ma c'e' sempre stata una grande passione, soprattutto da parte di mio padre, per l'arte.
Cosi' ho iniziato a comprare e ad ascoltare dischi ad uscita settimanale, una sorta di compendio della musica classica, dal periodo barocco a quello romantico, a farla da padroni ovviamente Mozart e Beethoven.

Ma solo alcuni anni dopo, quando ormai avevo piu' di vent'anni, ho incominciato ad ascoltare con molta piu' passione e ricerca specifica la musica barocca. Ed ho scoperto che la musica barocca che andava per la maggiore, come le Quattro stagioni di Vivaldi o certi brani di Johan Sebastian Bach, erano in realta' qualcosa di molto distante e 'modernizzato' rispetto a cio' che gli autori intendevano quando scrivevano quella musica, e soprattutto l'esecuzione dei brani, brillante e potente, era assolutamente 'sbagliata' se paragonata a come la musica barocca veniva effettivamente suonata nel 1700.

Gli strumenti d'oggi, violini violoncelli viole e contrabbassi, pur se molto antichi e pregiati, hanno in generale le corde di metallo. Cio' consente una lunga durata delle corde stesse ed una costanza e brillantezza del suono, che all'epoca barocca era invece del tutto sconosciuta. Perche' a quell'epoca le corde erano fatte col budello delle viscere di capre e mucche, il suono era meno brillante ma piu' colorito, graduale nel raggiungere la potenza massima e altrettanto graduale nello sfumare. Inoltre le corde in budello duravano molto meno e costringevano i musicisti a continue e faticose accordature.
Ma il suono della musica barocca era quello, non il suono brillante e potente, quasi 'urlante' degli archi delle orchestre americane.

Scoprii che alcuni musicisti studiosi, soprattutto in Inghilterra, Francia, Germania ed Austria, oltre a cercare di riprodurre il suono autentico dell'epoca barocca, condussero delle ricerche storiche rigorosissime per ridare la vita alla musica barocca esattamente come era suonata all'epoca. Era la personalissima ed affascinante scoperta delle esecuzioni 'filologiche' di autori come Handel, Bach, Vivaldi e cosi' via, nelle esecuzioni dell'English Concert diretto da Trevor Pinnock, dell'Academy of Ancient Music diretta da Christopher Hogwood, dell'Academy of Saint Martin in the Fields diretta da Sir Neville Marriner, della Musica Antiqua di Koln, di Nicolaus Harnoncourt, e cosi' via.

La scoperta delle esecuzioni filologiche della musica barocca mi ha permesso di apprezzare appieno quale grandissima arte e ricchezza creativa contenga una musica, come quella barocca, solitamente considerata superficialmente come piatta e noiosa perche' estremamente formale. Nulla di piu' sbagliato, a mio parere, dato che le piu' grandi creazioni del genio umano sono spesso quelle in cui la creativita' nasce in schemi formali rigidi e rigorosi: l'arte e' appunto spesso una collezione di eccezioni alle regole, di eccezioni brillanti e stupefacenti, di 'fuochi d'artificio', laddove pero' le regole esistono e sono anche molto forti e stringenti, anzi piu' sono forti le regole e piu' le eccezioni danno risalto al genio creativo, all'invenzione.

Tre grandi compositori del Barocco nacquero nello stesso anno, il 1685, Bach, Handel e Scarlatti. Tedeschi i primi due, italiano il terzo. Ma si potrebbe dire che Handel, trasferitosi presto in Inghilterrra, abbia acquisito uno stile 'inglese', che lo stacca decisamente dalla rigorosita' di Bach e dal sentimento di Scarlatti. Handel era un misto affascinante di rigore e sentimento, di eleganza e brillantezza, di passione e misura. Lo amo personalmente piu' di ogni altro compositore dell'epoca barocca, e l'ascolto delle sue opere, soprattutto se in edizione filologica, non finisce mai di riempirmi di gioia ed ammirazione.
Consiglio, a chi non conosce Handel, di ascoltare 'La Musica sull'Acqua', 'La Musica per i Reali fuochi d'artificio', i concerti per organo (moltissimi in vari numeri d'opera, e tutti stupefacenti e a volte modernissimi), e tra i molti e stupendi oratori il Messia, La Resurrezione, Rinaldo, Giulio Cesare, e cosi' via.

Traslando al cinema lo studio filologico sulla musica barocca, l'esempio piu' straordinario di ritorno al passato con una magica macchina del tempo e' dato dal film di Stanley Kubrick 'Barry Lyndon', ingiustamente valutato da alcuni critici alla sua uscita come un 'bellissimo contenitore vuoto'. Lo stesso errore nel valutare superficialmente la musica Barocca come piatta e formale: quanta straordinaria passione in quel film, cosi' come nella musica barocca. E quale incredibile fotografia, tale da far pensare allo spettatore che veramente Kubrick sia tornato indietro nel tempo di quasi trecento anni prima per girare le scene del suo film.

Le foto? Un piccolo tentativo di catturare il fascino della 'Musica sull'Acqua', a Napa in California, lo scorso Marzo...
 
 
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【2009/11/22】 |  Musica / 音楽 | COMMENT(2) |
コメント
バッハ
現在バッハ中毒のカナリヤと申します。記事を読み、とっても勉強になりました。ピノックさんは大変素晴らしいと、聴くたびに驚嘆です。「バリーリンドン」も観ましたが、奥が深い映画だったのですね。
バルさんの音楽解説をもっと伺いたいです。
【2010/05/04】 URL | カナリヤ #- [ 編集]

Re: バッハ
カナリヤさん

> 現在バッハ中毒のカナリヤと申します。
遊びにいらしてくださって+コメントくださって、
とても嬉しいです。
ありがとうございます!

> バルさんの音楽解説をもっと伺いたいです。
きっと喜んで木に登りながら、こちらが音をあげるまで
(単なるサインでは通じないので、はっきり降参するまで)
ものすごーーーく熱を入れて話をすると思います。
それをブログで再現しきれないのが残念なくらいです...
好きなものはとことん知りたい、という性分のようなので、
音楽、天文、写真、原子力、チェスなどについては、
止まることができない、溢れるもので頭の中が一杯らしいです。
是非、いつか話をたっぷり聴いてくださいませね。

カナリヤさんにとってのバッハ、
中毒になるほど、身近で、かけがえのないものなのですよね。
そう言えるものがあるのって、いいなー、と思います。

芸術は知識で愛でるのではなく、感性で愛でるものなんだし、
などと言って、何も知らないことを正当化したい私ですが、
実際は知識があればあるほど、面白くなるものなんだなぁ、
それに、知識で磨かれる感性もあるんだなぁ、ということを
バルやカナリヤさんを通して感じている今日この頃なのでした。
【2010/05/04】 URL | バル&私 #sUqZoKtM [ 編集]


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*Ran = 日本語部分の書き手。日本人。眠りと寛ぎに幸せを感じる怠けもの星人。世の中知らないことだらけ。

Italiano io, originario del Piemonte, ma ho speso piu' di venti anni a Roma. Ora, dopo una breve parentesi americana, vivo in Giappone con la mia adorabile compagna, per una serie di fortunati eventi ;-).
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